「しらせ」一般公開
ブログのネタが溜まってきたので、記事の項目だけ先に作っておきます。
自分にプレッシャーをかける意味でもね・・・。
詳細内容は、後日(=無期限)順次更新ということで。
追記して、本更新です。
【2008/6/1】
砕氷艦「しらせ」(艦番号5002)の最後の一般公開に行ってきました。
「しらせ」は旧文部省予算で建造されたいわゆる南極観測船と呼ばれる艦船ですが、
運用は海上自衛隊が行っており、
観測というよりは南極観測隊の人員・物資輸送を主任務としています。
自衛艦にはない独特のカラーリングが目をひきます。
それに、まずもってデカイ!
何しろましゅう型補給艦が就役するまでは、自衛艦では最大の艦でしたから。
隣の桟橋に停泊しているたかなみ型護衛艦や試験艦「あすか」と比較してみると、
いかに艦体が大きいか(艦幅が広い)が分かりやすいと思います。
英語表記が「アイスブレイカー」とは!
カ、カッコイイ!
割と有名な話ですが、艦内には床屋のスペースが。
とはいえ、ホントの理髪師が乗り込んでいるわけでもなく、
隊員同士で散髪しあっているようなのですが。
護衛艦の艦橋より3倍くらいは広いかなと。
艦橋の位置自体も高いので、かなり遠くまで見渡せました。
氷山の間を航行していくわけですしね。
可変ピッチプロペラではないようですね。
艦橋内の機器を見ていて、「アレッ?」っと気付いたのは、
「しらせ」は3軸推進の艦だったということ。
南極の氷を押しつぶしつつ航行するには、強力な機関出力が必要なのだろうなと推測できますが。
以前の拙ブログ記事で護衛艦の速力区分について触れましたが、
「しらせ」は独特の速力区分を用いているとのこと。
通常は「原速→強速→第一戦速→第二戦速・・・」と段階が上がっていくのですが、
「しらせ」の場合は「原速→第一強速→第二強速→第三強速」と上がっていくのだそうです。
説明していただいた乗員の話によると、
戦闘を目的にした艦ではないので「~戦速」という言い方はしないのだそうです。
原則として単艦運用しか想定していないはずですから、
他艦と違う速力区分をでも問題は無く、
砕氷航行に適した区分を用いているということなのでしょうか。
艦首から艦橋上を見上げると、何やら不思議な物体が。
乗組員に尋ねてみると「上部操舵室」とのこと。
前方見張りのために、より遠くを見渡せるようにあの位置に設置されており、
内部から副直士官(当直士官(=当番の航海指揮官)の補佐をする次席の士官)が航海機器の操作も出来るようになっているそうです。
常に使用しているわけではないようですが・・・。
面白いのは、通称が「ハト小屋」というそうな(笑)
なんとも言い得て妙ですな。
さて、約四半世紀の艦歴を経て退役したこの「しらせ」ですが、
残念なことに保存先が無く、スクラップとなってしまうようです。
心から「おつかれさまでした。」と申し上げたいです。
ちなみに後継艦が2009年11月に就役予定ですが、
「しらせ」という艦名を引き継ぐようです。
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